終戦60年特別ドラマ「火垂るの墓」

日テレ系の
火垂るの墓
あんまし期待してなかったんやけど良かったなあ。
http://www.ntv.co.jp/hotaru/


原作は昔読んだけど、正直あんましピンとこなかった
ただ、言葉(大阪弁)の節々に「ナニワのド根性」みたいなんがあって
単なる子供が戦争でカワイソーになる話とは一線を画してたよーに思う(そんな単純なモンでもなかろが、旨く表現出来ない)


高畑勲監督のアニメ版は好きな作品なのだが、このヘンがスポイルされてしまってるのが残念やったけど、今回のドラマでは、
まあ、意地の悪い見方をすれば

「尺が長くなったから描けただけ」

ともとれるが、割と出てた。


清太が「誇り高い軍人の子供」で、周りの人とのギャップもよく出てたし
その辺キッチリ描くから、アニメでは只の意地悪ばあさんだった西宮のおばはんにも感情移入出来るようになってる。


ビジュアルイメージは高畑版を踏襲しすぎて(しかもCGヘボイ)るのが残念やけど、節子が死んでいく様は圧巻
あのメイクと演技は凄い


乾いていく唇を見てると、先日死んだ、ウチのばあちゃん思い出す.....